2010年07月02日

本当の一流

セレソンの10番、世界のスター
kakà

本当の一流

ブラジル代表MFカカ選手(28)にエールを送る人が山形県最上町にいる。町の交流事業でカカ選手が訪れた17年前から親交が続く同町向町の建築士、押切政志さん(60)と妻久子さん(58)。成長した「世界の司令塔」からは今大会中もメールが届いた。「W杯の重圧の中でもメールを返す律義さに心を打たれる。できれば点を入れて」と2日夜のオランダ戦もテレビの前で声援を送る。

 ◇頂点へ「試練を全うします」

 「優勝することは簡単ではないですが、自分に与えられた試練を全うします」

 1次リーグ真っ最中の6月19日、カカ選手からポルトガル語のメールが押切さんに届いた。3日前に「頑張って優勝してください。最上町のみんなで応援します」と送ったメールへの返信。押切さんはカカ選手の「人を大切にする思い」を感じた、と話す。

 出会いは93年10月。11歳だったカカ選手はサンパウロFCジュニアチームの一員として来日、主催者の知人だった押切さんが2日間町に招いた。最上牛の焼き肉をよく食べたという。「あの小さな子がスター選手になるなんて。想像もしなかった」と久子さん。同行していた父ボスコさんも建築士だったことから、父子と押切さん夫妻の交流が芽生えた。

 押切さんは、町に住む日系ブラジル人に翻訳を頼みボスコさんと文通、00年にはブラジルの実家を訪ねた。07年のクラブW杯で来日したカカ選手と会ったときには1枚の5000円札を見せられた。93年の来日時にMVPに選ばれた賞金で「初めてもらった賞金」と大事に保管していたという。

100億円を超えるお金を動かすような人間が、お世話になった人への律義さ、感謝を忘れない。しかも、少しホームステイしただけ・・・・

日本人的なメンタリティーをぬきにしてもすごいことだと思いますkao01kao01
だって、なかなかできることじゃないでしょう???
今のこの時期にメールicon30してるんでっせiconN06あのカカがiconN04iconN04ファンサービスの域を完全に超えてますからねicon12icon12

だからこそ、カッコや一時的な話題性だけでない「本当の一流」なのでしょうkao05kao05
本物同士がぶつかり合う今回のワールドカップやオリンピック等では、毎度ながら感じさせられる「さすが!!」と思えるエピソードでしたface02face02



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